当職はGoogleアラートという機能を利用して日々「ED治療薬」や「健康」、「若返り」関連の記事を読むようにしている。
偽造ED治療薬のニュースは実に9ヶ月ぶりだ。

愛知県警が押収した偽バイアグラとみられる錠剤や宣伝ビラ

正直なところ、我々からすると現在のED治療薬の処方価格は異常なまでに安いと感じているが、一般の視点から見れば1錠¥1,000を超える医薬品は高額に映るのだろう。 相も変わらず偽造薬が横行している。
ブランドバッグや高級腕時計のニセモノは恥ずかしい対象にもかかわらず、自らの健康や命にかかわる医薬品のニセモノには危機感や羞恥心が芽生えないことは非常に残念である。

過去にも偽造ED治療薬のニュースを取り上げてきたが、まず第一に考えていただきたいのは目に見える「安さ」より目に見えない「危険性」である。
これまでに日本国内において、バイアグラを始めとするED治療薬による健康被害のすべてが偽造薬やコピー薬や「海外ジェネリック」や「EDサプリ」を語ったニセモノによるものである。

バイアグラを製造しているファイザー社やシアリスの製造元であるイーライ・リリー社、レビトラの製造販売元のバイエル薬品の3社は年間売上高が100億ドル(1兆円超!)を超える最大手企業である。
この3社は売上高の約10%を研究開発費に用いている。 当然すでに販売から十数年が経過しているバイアグラやシアリス、レビトラの追跡調査や継続研究にも相当額が注ぎ込まれている。
そういった企業努力によって正規ED治療薬の安全性は確保されているのである。

願わくば多くの方々にこういった事実をご理解いただき、安易に偽造薬や海外ジェネリックやEDサプリを語るニセモノを嫌忌いただけたらと願わざるを得ない。

愛知県警が押収した錠剤など

性機能改善薬「バイアグラ」ならびに「シアリス」、「レビトラ」の偽造薬を持っていたとして、愛知県警は、大阪市生野区新今里3丁目、自称自営業 高宗玄(コ・チョンヒョン)容疑者(44)=韓国籍=を商標法違反(商標権侵害)の疑いで現行犯逮捕し、27日発表した。容疑を認めているという。

生活経済課によると、高容疑者は26日、自宅で、ファイザー社製「バイアグラ」の偽造薬30錠を譲渡目的で所持していた疑いがある。ほかに、日本新薬製「シアリス」やバイエル薬品製「レビトラ」など性機能改善薬の偽造薬約10万錠もみつかった。

県警は昨年8月、県内の電柱に貼られた「バイ○グラ」「シア○リス」「レビ○ラ」などと書かれたチラシを発見し、捜査を開始。今年1、2月に愛知県や大阪市の偽造薬の密売人の男女4人を逮捕し、4人に商品を供給していた高容疑者を特定したという。

このうち、愛知県の密売人は、偽造薬の販売で2010年ごろから約1億8千万円分売っていたという。県警は、高容疑者が偽造薬を仕入れて密売するグループの中心人物とみて調べている。

偽造薬は頭痛などの副作用のほか、不純物の混入による健康被害もあるといい、「死に至る可能性も否定できない。必ず医師に処方してもらってほしい」と注意を呼びかけている。

引用元:朝日新聞 偽のバイアグラ、韓国籍の男が所持容疑 密売グループか