不倫疑惑を釈明した上で、音楽活動からの引退を宣言した音楽プロデューサー、小室哲哉さん。

その会見では、これまでの芸能会見とは異なる新たな側面が明かされました。

報じられた看護師との男女の関係は否定しつつも、妻の介護疲れなどから、「普通の男性としての能力というものがなくて、精神的な支えが必要だった」と衝撃発言。
59歳になった小室さんの身体的変化に、シンパシーを感じた同世代の男性もいたのではないでしょうか。

一方で、週刊誌報道では、不倫疑惑と“にんにく注射”を結びつけるような記述もあり、不倫の真偽はともかく、にんにく注射が男性力を上げるのか、という興味もかき立てました。

にんにく注射は、その語感から摂取したら性欲や勃起力も上がるのではとイメージが広がりますが、残念ながら違います。正式な名称は、アリナミン注射です。
アリナミンは、フルスルチアミンというビタミンB1で、フルスルチアミンは体内への吸収がよく、疲労感の原因となる乳酸を除去してくれるため、摂取後は、疲労回復を実感しやすいのです。

また、にんにくの成分が入っていると誤解する人も多いのですが、そうではありません。
注射をすると血液を介して、にんにくのような臭いを感じるため、こう呼ばれるようになりました。

小室さんの会見の話に戻りますが、今回の件は、私たち中高年へのひとつの問題提起となったのでないでしょうか。
小室さんが会見の最後に発した「微力ですが、少し、何か響けばいいなと思います」という言葉をスルーすべきではないと思います。

老いていけば男性も女性も体の機能が低下していきます。
そうなったときに何がベストな解決法なのかは、夫婦によって違うでしょう。

お叱りを受けることを承知で言いますが、もし将来、私が健康を損ない、愛するパートナーに応えることができなくなったとしたら、私はパートナーが他の女性とSEXを持つことも理解できるし、むしろ、そうしてほしいと思います。

年を重ねても人間の三大欲求である食欲・睡眠欲・性欲はゼロにはならないと思います。私も微力ながら、読者の皆様とEDや性について考えQOLライフとは何かを探り続けたいなと思います。

出典: zakzak by夕刊フジ 小室哲哉さん引退で話題のにんにく注射、ホントの効き目は(著者: 薬剤師 吉澤恵理氏)